48)暴力はふるわない (Don't Fight Back.)

48)暴力はふるわない (Don't Fight Back.)

  すると、イエスといっしょにいた者のひとりが、手を伸ばして剣を拔き、

 大祭司のしもべに撃ってかかり、その耳を切り落とした。そのとき、イエス

 彼に言われた。「剣をもとに納めなさい。剣を取る者はみな剣で滅びます」

  マタイの福音書25章51-52節

 

  "Put your sword back in its place," Jesus said to him, "for all who

 draw the sword will die by the sword."

  Matthew 26:52

 

  なぜ人を傷つけては行けないのか。それは、人が神のかたちに造られている

 からです。「人の血を流すものは、人によって、血を流される。神は人を

 神のかたちにお造りになったから」(創世記9章6節)

  イエスは大祭司たちによって連行されるところでした。そのとき暴力行為が

 起きたのです。ですが、どれほどのことがあっても、人を傷つけてはいけないと

 イエスは言います。人がいかに尊い存在かを知らされます。

  (朝ことば:いのちのことば社 より)

 

  今は剣だけでなく、言葉でも傷つける行為が溢れています。それはネット仮想空間

 が広がり、実際に顔をみて接することも少なくなり、相手を尊重できず身勝手な事や

 一方的な立場だけで発してしまう状況が多くあります。言葉で人を傷つける人は

 言葉で血を流してしまいます。相手を尊重して、仮想な環境からは距離を置き、

 その争いに巻き込まれないようにしたいと思います。