005)人が下す評価に翻弄されるな

005)人が下す評価に翻弄されるな

  私にとっては、人から批判されたり、あるいは「あいつはこういう人間だ」と

 決めつけられたりすることは、非常に小さな問題だ。

  それどころか、私は自分について、自分で評価しようとも思わない。

  私は自分の良心に背くようなことをしていないが、だからと言って、それが

 自分の正しさを証明するわけではない。

  なぜなら、それはあくまでも私がそう思うことなのであって、私の判断は、

 あくまで主観的なものにすぎないからd。私の主観的判断が、善悪を決定する

 普遍的な判断基準になるはずがないではないか。

 

  人は誰も、すべてを完全に正しく判断する完全な「ものさし」など持っていない。

  それを持っているのは神だけだ。そう。私を裁くのはこの神なのだ。

  いつか必ずすべてが明らかになるときがくる。

  報われるべきことは、必ず報われるし、裁かれるべきことは、必ず裁かれる。

 これを私は信じている。

  だから、何事につけても、先走った判断を下してはならない。

  人があなたについて何を言っても、どんな評価が下されても、いちいち気にするな。

 他者の判断に惑わされたり、あるいは、人の評価によって落ち込んでしまったりしては

 いけない。

  あるいは逆に、自分の中に何か賞賛されるべきことがあると思っても、それを

 いちいち他人に言いふらそうとしたり、評価してもらおうとやっきになってもいけない。

  本当にそれが賞賛に値するものであれば、それは必ず明らかになるだろう。

  だから安心していればいい。

  コリント人への第一の手紙4章3節〜5節

  超訳聖書 古代ユダヤ賢人の言葉:ディスカバートゥウエンティーワン より

 

  自分の評価を他人に委ねてはいけない。評価は他人がするものではなく、

 神さまがしてくださる。だからいいことは必ず報われるし、悪いことは必ず裁かれる

 それは思っていることとは違う形かもしれないが、神さまは必ず見てくださっています。

  信じて神さまの御心にそえるようにしたいと思います。