49)敵意をすてる (Put Away Hostility.)

49)敵意をすてる (Put Away Hostility.)

  キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を

 打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を破棄された方です。

  エペソ人への手紙2章 14-15

 

  For he himself is our peace, who has made the two groups one and

 has destroyed the barrier, the dividing wall of  hostility, by setting aside

 in his flesh the law with its commands and regulations.

  Ephesians 2:14-15

 

  改憲論や教育問題など、政府の動きや法律を考えるとき、平和についても考え

 させられます。誰かが虐げられたり、犠牲となる社会には憤りを覚えます。でも、

 平和を願うゆえに、敵意を抱く私の中にも、きっと平和は無いでしょう。結局、

 それぞれ異なる「正義」を振りかざしているだけなのです。しかし聖書は言います。

 「敵意は十字架によって葬り去られました」。私に平和を語る資格はありませんが、

 キリストがすべての罪を許したのであれば、私も「敵意を破棄」しなければなりません。

 そしてまずは、自分の中に平和を作りたいと思います。

  朝ことばRe: いのちのことば社 より

 

  イエス・キリストはすべての人より見捨てられ、自らの弟子にも知らないと

 言われたのにもかかわらず、そのすべての人の罪を贖うために自らを差し出しました。

 もちろん見捨てられたのにもかかわらず、敵意などあろうはずもありませんでした。

 それは私たちには罪がありそのためである事を知っておられ、自らが贖うことも

 知っておられました。イエス・キリストを信じるということは、イエス・キリスト

 つながるということ、すなわち私たちも敵意を捨てることになるのです。